シリンダーがあれば鍵を作成できるなんてスゴイ技術だよ

先日サークルの友達が駅前で原付バイクを盗まれたと聞いたけど、テレビで今やっているのは、まさに彼が被害にあった方法かもしれない。防犯カメラの映像だからはっきりとは見えないけど、バイクの鍵穴の部分をごそごそとして、数分でバイクもろとろ立ち去ってしまうバイク泥棒。犯罪者だけど、シリンダーがあれば鍵を作成できるなんてスゴイ技術だと思う。僕なんて、自転車の鍵を失くしてしまい、あんな単純そうな鍵なのにあけることができず、鍵もろともドライバーで取り外したというのに。

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複雑な鍵をいとも簡単に開けてしまう人物像は、小説でもテレビドラマでも、凄い奴というイメージで登場する。鍵は僕たちの生活になくてはならないアイテムだし、その分それにまつわるトラブルも沢山ある。鍵を失くしたり鍵を壊したり、鍵のトラブルを経験したことがない人なんていないだろう。そんな時に、鍵のトラブルを解決できる技術を持っていたら、なんて素晴らしいんだろう。鍵で何かトラブルを起こし困っている人を助けられたら、きっとすごく感謝されるに違いない。

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大学受験に失敗し、浪人回避で二番手の大学に進学した。そのリベンジを就職時にはたそうと、資格専門予備校に通いだすも途中で挫折。費用だけを無駄に使わせて親には申し訳なかったが、鍵を扱える仕事や鍵について学べる専門学校なんてないだろうか。会計士とか小難しい仕事はやめて、技術だけで就職活動も突破できないだろうか。

鍵交換

友人がバイクを盗まれたのも、テレビでシリンダーから鍵を作るバイクの窃盗犯のことを見たのも、きっと何かの縁。神様からの啓示なのではないだろうか。鍵について学び修行をして、僕に鍵にまつわる仕事に就けとの思し召しなのだ。そう思ったら途端に胸に熱い物がこみ上げ、前で夕飯を食べていた母親に、鍵の学校に行きたいと言ってしまった。母は僕のことも見もせず、「またですか。」と一言。親はあてにできなそうだ。

外車のキーが壊れたら海外からキーを取り寄せなければならないのか

皆さんの中には、「車のカギ」が何らかの形でトラブルを起こしてしまい、大変な思いをした方はいないでしょうか?例えば、エンジンをスタートさせるカギが空回りを起こしてしまったり、ドアを開けようとしたらスマートキーが全く反応しなくなってしまっていたりと、私の周囲の大人には、「車のキー」にまつまることでトラブルに見舞われた人がたくさんいるのです。
元々、私の住んでいるのは東北地方の片田舎で、「交通機関=自動車」しか無いような地域です。そのため、必然的に車を持っている人がほとんどなエリアなのですが、それにしても色々なカギに関する問題に多く遭遇しているような気がしています。

つい先日も、隣のお宅の息子さんが仕事をしている仙台から帰省してきた際、「車のカギが折れる」という中々豪快なトラブルに合っているのを目撃しました。
お話を聞くと、どうやら仕事の取引先から安く譲ってもらった外国車だったらしいのですが、昨日の夜にこちらに帰ってきて、エンジンを切ってキーを抜こうとしたところ、根元からボキッと折れてしまったのだとか。

ご本人も少しショックを受けている様子で、「外車のキーが壊れたら海外からキーを取り寄せなければならないのか?いくら費用は掛かるんだろうか」などと呟いているのが印象的でした。

私は、「お仕事でお付き合いもあるでしょうから、きっとお安く何とかしてもらえますよ」、なんて気休めを言ってしまったのですが、これは果たして本当に安価に解決できるような類の話なのか、非常に微妙だなと本当は思っていたのです。

カバスターネオは2兆通り以上のパターンのカギを作れるらしい

カギは所有者がすべてのコピー(合い鍵)を管理していることが重要です。つまりそのカギによって管理されているセキュリティーが、その所有者以外に有効であるという証が必要となるのです。不特定多数がカギを入手できる状態にあれば、そのセキュリティーには意味がないということになるからです。
登録制で不正コピーを防止しているカギはいくつかありますが、なかでもカバスターは有名なハイセキュリティーシリンダーと認識されています。カギの種類も引き戸用や補助錠など多種多様であり、玄関ドアや窓など、さまざまな場所の防犯対策として、非常に高い評価を得ています。

カバスターネオの特徴のひとつは、通常のシリンダーにはない斜めピンを加えるなどして、2兆通りを超す膨大なキープランを実現している点です。これによってシリンダー内部の構造から合い鍵を作成することをほぼ不可能にしているというのが、カバスターネオの「売り」でもあるのです。さらにカバスターのシリンダーは非常に頑丈にできており、たとえば破錠しようにも非常に手間と時間がかかります。ドリリングなどの実効性をほぼ皆無にしてしまっているとも言われるカバスターネオは、まさに防犯対策シリンダーとして最高級のクオリティーを有しているといえるのです。

カバスターネオのセキュリティー性能の高さを示す事例として、鍵の紛失などで鍵師に依頼した際、多くの業者がピッキングによる解錠は不可能であると主張することです。つまり解錠のプロの技術を持ってしても、壊す以外に開けられないのがカバスターネオというわけです。業者によっては依頼そのものが断られる場合もあり、たとえ破錠による作業と言えども、一筋縄ではいかないことが良く分かります。

こんな無敵のカバスターネオにも弱点はあります。シリンダー構造が複雑すぎて故障しやすいため、定期的なメンテナンスが欠かすと、本物の鍵でも開かなくなってしまうという点です。

合鍵を作っている最中に住所を聞かれたんだけど・・

次男が幼稚園に入園したので、園までの送り迎え生活が始まった。そうするとどうしても小学校三年生の長男の帰宅時間に間に合わないということが多くなったので、長男に鍵を持たせた方がいいのだろうかと思うようになった。まだ三年生、しかもうちの長男は普通の三年生よりもぼんやりしているので、落としたり失くしたりしないかと心配だったけれど、絶対に家の玄関以外ではカギをランドセルから出さないこと、家に入ったらすぐにカギをランドセルにしまうことを約束させ、結局鍵を持たせることにした。

我が家はアパートなので、カギは2本分しかもらっていなかった。必然的に夫と私がそれらを持っていたので、合い鍵を作らなくてはならない。調べてみたら、近くのスーパーにも合い鍵屋さんの店舗が入っているそうなので、そこで作ってもらうことにした。

合い鍵が500円強で作れてしまうことも、たかだか10分でできてしまうことも私には衝撃的だった。だけど一番衝撃的だったのが、合い鍵を作っている最中に住所を聞かれたことだった。

私からは合い鍵屋さんの手元は見えないけれど、もしこの人がその気になったら、今作っているのとは別にもう一本作れてしまうんじゃないだろうか。それに合い鍵を作るのにどうして住所を教える必要があるんだろうか。脳裏に長男の顔が浮かび、私は咄嗟に以前住んでいた住所を告げた。その合い鍵屋さんに悪意はなかったようで、「俺の娘んちの近くだ」など屈託なく話していたのだけど、長男の安全にも関わることなので、できれば我が家の住所なんて聞いてほしくなかったというのが本音である。

キーホルダーでどこの鍵なのか判別してます

50歳目前で大病を患い、命こそとりとめたのですが、それまで務めていた商社の仕事は、辞めざるを得ませんでした。でも、死ぬか生きるかの闘病を経験したため、業績をあげるためには多少身体に無理をさせたっていいという、それまでの価値観はがらりと変わり、今はこうして元気に暮らしていることを心から嬉しく思い、毎日妻や職場に感謝の気持ちを持って生活しています。今の勤務先は幼稚園から大学まである、同じ市内にある学校法人です。もちろん教員ではなく用務員さん。雑用係です。それでも私と妻が暮らしていく分には十分なお給料を頂けますし、早出や残業は全くないのでありがたいと思っています。

用務員の仕事は様々ですが、管理人業務と同じで、沢山ある教室の鍵を管理しています。大学附属の私立の学校ですから設備は大変恵まれていて、その全ての施設に鍵がありますから、管理もなかなかし甲斐があります。それぞれの鍵は、キーホルダーでどこの鍵なのか判別してます。

朝、出社したらまず、生徒たちが使う教室を点検しながら鍵を開けて周り、生徒たちが出入りする校門の鍵を開け、生徒たちの登校に備えます。日中は理科室、被服室などの特別教室の鍵を、担当する教諭が取りにきます。放課後は部室棟の鍵を生徒が取りに来たり、補講で使うセミナールームの鍵を生徒や教諭が取りに来たりします。それらの鍵は貸しだしたら返却されるまで、しっかり把握しておくのも用務員の仕事です。

鍵を通じて教諭や生徒たちと会話を交わすことができ、生徒でも教師でもないけれど、自分もこの学校の仲間なんだという、安心感のようなものも感じます。仕事で業績をあげることで自分の存在価値を見出そうとしていた昔とは、全く違う毎日がここにはあります。そう思うとこの沢山の鍵たちも、自分の大切な仲間だという意識が湧いてきます。